すき。

自分に正直なのはとても良いことなのだけれど、何かにつけ「あれは嫌い」だのいう人をわたしはあまり好きじゃありません。
(苦手…はわたしもよく使います)

キライなのはわかった。
だけれど、その中で1つだけでも良いところを探してみるほうが面白いじゃない?

でもそういうわたしは、良いところを探すこと以上に、ソレに対して深入りしない―好きでも嫌いでもない―スタンスでいることのほうが多いから、偉そうに反論する立場ではないのですが。

前記事でオリエンタルラジオにハマっているという内容を書きましたが、上記の延長線上で、自分にはない“直向きさ”を持っている人にあこがれを抱いているんですね。あっちゃんのことを何様だとか鼻につくとかいう人もいて、まぁそれはわたしも感じるので否定はしませんが(をい)、まずキラキラしてるよね、視線がいっちゃうよね、なんか気になるよね、そこからしてもう違うんですよ。
(あの二人でキラキラしてるのは慎吾ちゃんのほうかもですが)

わたしの中から欠落している“直向きさ”。その原因は何度も出てくる親との確執からにあります。あと、元々もってる面倒くさがりな面かなぁ。

何かにつけ嫌いと言い否定する性格の両親と暮らしていたので、とても窮屈で息苦しい人生でした。たとえばわたしがオリラジ好きとか言ったら「しょーもない」とか「何が面白い」とか言うだろうし、現に、この前も菅田将暉[スダマサキ]くんを好きと言ったら案の定
「何がええねん、しょーもない。ちょっとCMでワーワー言われてただけで」
と。

auのCMよりももっと前にドラマでも映画でも注目されてましたけどね?

なんかこう… 世の中なめくさっているというか、話によればいろんなものを諦めて納得して生きてこなければならなかった経験からそうさせているのだろう、けど、そんなん自分の中だけに仕舞っててほしいですよね。
「あなたは好きなの、そう、でも自分はあまり好きじゃないけどね…」
ぐらいのニュアンスで語ってくれたら、好みの問題だよね~と話を済ませられるのに。

だからその時は思わず
「ほんとにもう… 何でも否定して。生まれてこのかた、この家族で居て楽しいと思ったことは一度もないわ!」
なぁんて吐き捨てちまったわい^^; 真実だけど言い方があるよね~ 自分も。似たもの親子w

子どもの頃は否定されて傷つくより先に、好きなものを正直に好きだと言わず見栄を張っていました。でも、社会に出て働き出してから、自分の価値観を否定されず受け入れてもらえる幸せを知り、救われました。
40歳にもなって本当に大人げないと自分でも感じていますが、やっぱり否定されるのは嫌ですよね。自分自身も肝に銘じたいと思います。

好き、って言葉、物凄い威力を持っていますよねー^^

bi160619

職場のオフィスビルから見えた夕焼け。この時間帯が最も好きです。