京都お参りと親子丼

今年で9年を超えました。

別れて離れてた期間を除いても、ここまで永く付き合ったのは相方が初めてです。正直、一緒に暮らしていた時よりも今のほうが仲が良いんじゃないかな。きっと、あきらめとか狎れあいとかじゃなくて。

…そう、幸せになりたくて、運命や因果など、何かのつながりと奇跡を探してさまよっていたあの頃は、不満でいっぱいで、うまくいかないことをすべて“運”のせいにしていたけれど、今は確かに現実を生きてます。

月初めのお参りへついていくのも、9年目になったね。「ありがとう」と感謝してくれますが、単に好きなだけですよ、八坂神社も大谷祖廟も、心があらわれる場所だから。

実は、最初は、いっしょに行くことで二人の絆を強くするんだと信じてて、そういう邪な気持ちもあったんだけどね。だから、逆に一緒に連れて行ってくれることに感謝しています。

7月といえば祇園祭も絡んでいるから、八坂さんまでの通りは午前中から観光客で賑わっていました。浴衣姿の女性も結構いらっしゃいましたよ。ただ、本格的に盛り上がるのは中旬くらいでしょうけれど。

いつもと違う角度で狙いましたが、のぼりが風でひっくり返っちゃって。

東北門の修繕がもう少しで終わりそうです。

羽を伸ばす鳩さん、逃げません。

大谷さんの入り口付近です。ここの左手に美麗な筆文字で書かれたありがたいお言葉が貼られています。

お参りの後は、相方が前もって調べてくれた「親子丼ぶり」で有名だというお店へ向かいました。祇園白川(花見小路通)の、鴨川寄りにあります。開店時間より40分前くらいに着いたので、どこか周るかと相方は言ったけれど、すぐ混んじゃいそうな気がするので店の前で待つことに。幸い、曇り空で比較的暑さもマシだったので。

12時開店ですが、10分ほど早めに開けてくださいました。中に入ると思わず「狭い」と口から出ちゃったくらい、お店もそれほど広くはなく、一瞬で満席に。また、どうやら店主おひとりで支度や調理をされるようで、外で待たれるお客さんに、30分ほどかかると仰っておりました。

お味は、かなり薄味ですが、とても上品です。そして真ん中の黄身を混ぜると、味が変化します。超おいしい。お漬物もお吸い物も、丼と合います。

ルクアでいただいた「鶏三和」の親子丼ほどのインパクトはなかったけれど、なんだか恋しくなる味でした。また機会があれば必ず。

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お店のHPがあって、そこの「丼と私」というコンテンツ読んでみてください、面白いですよ^^

※余談ですが、漢字ミュージアムは、お勧めできません…