伊賀お泊りろぐ-その1

9月12日。 前線を伴った低気圧の影響で近畿地方は局地的に猛烈な雨に見舞われました。とくに奈良県では「記録的短時間大雨情報」が気象庁から出されたくらいの雨量で、もちろん近鉄電車は運行停止となっていて、このまま旅行はとりやめになっちゃうんじゃないかと不安でした。

待ち合わせの時間より若干早めに駅に着いたので、先に特急券を買ってしまおうと近鉄なんば駅へ向かうと、11時の時点で遅れやダイヤ本数の制限はあるものの、完全に止まってしまっているわけではなく一安心。
ただ、今回向かう先が、浸水があったとされる駅を通るので、どういう状況になっているかとても気になりました。

とはいえ、無事、ビスタカーに乗れて(二階席♪)ご満悦。いつもと違う景色に興奮気味の我々。

件の駅近くを流れる川は、つい先ほどまで溢れていたようですが、わたしたちの乗っていた電車が通過するときには危険水位を脱していました。ただ、どの川も大雨の名残か茶色く濁っていました。

10分以上の遅れがあったので、降りてすぐの発車となり慌てて写真を撮る相方。どこか見覚えのあるキャラクターが生暖かい眼差しでこちらを見つめてます^^

駅周辺は本当に何もなくて、着いてすぐにホテルの送迎車が来てくださっていたため、すんなりと乗り込めました。駅から車で10分ほど走ると、どんどん山の中に入っていってさらに周囲は緑しか見えなくなりました。
以前、神鍋高原へ行った時も、似たような光景でしたが、まだ開けてるほうだったかなぁ… 道の駅が真ん前にありましたし。

ホテルの外観です。
入り口側からの写真を撮り忘れてしまいました、残念。なかなか立派な建物でした。

一歩中に入ると、なんだかバブリーな感じのロビーが目に入りました。また、彼が受付を済ましている間に、ロビー左手にあるだまし絵?をパシャリ。

伊賀にちなんででしょうか。だまし絵、というほど不思議な感覚がしないです、よね…? 普通に忍者が飛び出ている感じに見えるというか…。

エレベーターホールにもソファーが置いてあったり、ホテルの扉が斜めになっているのも何だかお洒落。扉を開けるとすぐ部屋ではなく、クロークと通路があるという構造も面白かったです。そして、なんといっても。

壁ドンじゃないんです!

待ってました、この爽快感というか、空気が通る感覚というか、思わず「おおっ」と声がもれました。

しかし、真ん中のピラミッドは何だろうね?

バルコニーに出てしばらく外の景色を堪能したあと、雨も小降りになってきたので散歩に出ることにしました。