宮沢氷魚いいよね。よすぎるね。見た目さわやかだけど色気もあって、東村さんの作中での“ジョバンヒ”とはちょっと雰囲気が違うけどいい意味での違いというか。
嘘から始まる恋… この“嘘”がまた斬新で、後々で悲劇しか生まないような浅はかな行動と思えるんですけど、ふたりが出会った瞬間から、情熱や切なさ、確かな“恋”の鼓動が聞こえてきて、観ているこちら側が居ても立っても居られない気持ちになり、気が付けば3話目まで観ています。
伴野くんも秘密にしていることはありそうですが、ちょっと天然入ってる言動と無垢な表情によってうまくオブラートに包まれております。
…そう、そこがね、なんかね、ツボなのですw
どういった事情であれ、フツーに不倫はまったく共感を持てないので、仲間さん演じるお姉さん側の恋模様には触れたくありませんが、伴野くんの今後が気になって仕方ないので継続して観ていきたいドラマであります。
ところで、話は変わりますが…
わたしもどちらかというと“嘘つき”な部類に入るかもしれません。元々から純真な人間ではないので、ときどき細かいところで“嘘”をついて自分を守って生きてきました。人を騙してほくそ笑むというよりは、本当のことを言っても言わなくても特に損得がないのに、自分のちっぽけなプライドを守るために“見栄”を張って心とは別の言葉を放っているだけ、でしたけれど。
もう少し自分の気持ちを正直に吐き出せる勇気がもてていたら、人生も変わったでしょうね。吐き出す言葉は受け止める側が何らかの影響をうけて、いいも悪いも自分にまた跳ね返ってきますが、それをキャッチしたりスルーするスキルが足りな過ぎました。それが“嘘”だったならばまだ自分の心がごまかせる、って考えていたわたしこそ浅はかな人間でした。
いま、あの頃よりも真っ当な人生を歩めているかなぁ。
ジョバンヒとカンパネルラが、幸せな結末でありますように(無理矢理話を戻してみる;;)