いつものことです

「だから何なんだ?」
という個人的な理論を語るのが好きなところは、父親譲りであることを自覚しています。正直話さなくてもいいことを羅列して自己満足しているこのブログと、テレビから芸能人の情報を仕入れては嬉々としてわたしに聴かせる父と、たいしてレベルは変わらないことも。

でもそれでも、わたしは自分の中であるひとつのポリシーを持っています。ただ自分の意見と合わないから拒絶とか、相手の考え方が理解できないから否定とか、一方的な見解では答えを出さないというところです。
でも、実際はそこを全然理解されてないのですよね~。親に。

いやきっと生涯理解されはしないんですけどね。血の繋がりはあっても心の繋がりはまったくない親子なので。

よく本音でぶつかれば何か変わるのではという意見をいただきますが、そもそも、その本音を受け止めてくれないのだから意味がないのです。それはわたしにも問題はありまして、物心ついたときから親に対して一定の距離をもって接しておりましたので、親もわたしに対しどう接していいか戸惑ったことでしょう。

もう少し子供らしく甘えたり、駄々こねたり、何らかのリアクションをすればよかったのかもしれませんが… ほら、“長男長女あるある”っていうの? 「お姉さんなんだから」とかいうよくわからない理屈で牽制する親っているじゃない。そういうのの積み重ねで、言えなくなってしまうんですよね。

“しつけ”と称して、色んなぶつかり合いもありましたが、今となっては何の意味があったのか定かではありません。ただ向こう(親)の言い分をひとしきり聞かされて理解しなければ「出ていけ」だのと突き放されて、わたしの言い分はひとことも聞く耳をもってくださらなかったので、そのうち言われるがままただ黙って聞いてやり過ごす身構え方になりました。
で、それがまた親は気に入らなくて文句あるなら言ってみろとか吹っかけてくるくせに、その意見もまた聞く耳がなくて… ってどないやねん^^;

そんな感じで、わたしは親ですらコミュニケーションをうまくとれず、イタイ感じの青春時代を送ってまいりました。正直、今のわたしを形成しているのは親との係わりではなくて“社会”で得たものです。
超強力的なマイナス思考は親からいただきました♪ あ、面倒くさがりでぐーたらなのは元々です。これは自覚してます。親のせいではありません。

で、またこんな風に長々と鬱憤を書き出しているのは、先日また
「ヒトの批判するところはお父さんそっくり」
だのと母親に言われて、その場で言い返せなかった自分自身への苛立ちをどうにかしたかったからです^^;

ん~…
昔の記憶って、どこかで捻じ曲がってたり都合のいいように書き換えられていたりするので、もしかしなくてもわたし自身が一番元凶なのかも知れませんが。

一緒に住まわせていただいているのだし、せめて歩み寄ろうとすると嫌な気にさせられる…この繰り返し、本当にうちは親子合わないんだなぁと実感させられまする。