『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う』
<3月1日放送分を観終えて>
ヤラれましたねー。MNCが黒幕だと思っていましたから。まだあと2話ほど残っていると仮定して、この段階で振り出しに戻ったのは予想外でした。
グレーゾーンに鋭く切り込む…ことよりも、母親とレンとリコの関係、コアラ男誘拐事件に絡んだ人間関係がとても興味深い内容ですよね。この後の展開がまったく詠めません。
清野菜名ちゃんと横浜流星くんのキレのいいアクションも見どころの一つです。
<3月8日放送分を観終えて>
…うーん、シナリオは凄くいいと思うのですが、演出がそうさせているのか、それとも、役者さんが今一歩なのか… すんなり、“動機”が入ってきません。
妹の言いなりになってしまう理由は何? 過去に何か切っ掛けがあったのか?
もし彼女がサイコパスでモンスターな気質を持っているとするならば、もう少しそこを印象付けるシーンがあってもいいなぁと…
ほかの役者さんの存在感が強いので、よけいに軽薄に感じてしまうのかもしれません。
ちなみに、カフェに集まるオジサンたちと同じように、わたしも加賀佳恵(椿鬼奴)さんに癒されています。可愛いねぇ。
『知らなくていいコト』
途中から観だしたので、主人公ケイトと野中君が別れた経緯がわかりませんが、野中くんがちょっとウザい…というかキモチワルイ。でも不倫はダメです。そこだけは理解できません。
編集部、とてもいいチームですね。こういう職場で働いてみたいかも。とくに蔵之介さん演じる上司がすごく好感持てる。
尾高さんがなかなか好青年で、格好つけてない自然体なカッコよさが、ある意味、切ないです。
ストーリーに触れないのは、ちょっと簡単には語れない深い内容だからで、もしそこを敢えて突っ込んでいくなら… 初めからじっくり観直して、咀嚼して、文字に起こす… 時間がかかると思います。
『恋はつづくよどこまでも』
どこまでも、どこまででも、佐藤健くんの“王道胸キュン”言動に酔いしれられる… 健くんてば、こういう演技もできるんだ、幅広い^^ 表情に多少ぎこちなさも見えますが、そこがまたキュートで、おばさんは生暖かい目で見守っております。
山本耕史さんがまたいい存在感です。
ひねりも癖もない、ストレートな恋愛ストーリー、今だからこそ、沁みますね。…そう、わたしはもともと少女漫画フェチなんでw
<3月10日放送を観終えて>
やはり、話の流れ的にとても王道を突っ走ってますが、そんなことはどうでもよいのです。なんというか、健さまの涙がとてもとてもとーっても美しいのです。ヤバいです。
七瀬の好きなところをひとつひとつ挙げていくにつれて盛り上がるOfficial髭男dismのBGM、そして、心の奥から絞り出すような、天堂先生の
「好きだ」
の言葉、もう、すべてが美しい。こんなミラクルあっていいの?
ちなみに、ナースステーションでの一コマ、
「魔王が草食とか…ウケるんですけど~」
のセリフ、わたしもウケてしまいました^^; それならそれで面白そうだけど、“王道”だったらやはり、ねぇ?
3つのドラマとも、そろそろクライマックスです。1クールあっという間だなぁ。