こんなにヤキモキしたのは初めてです。
「何か力になれることがあれば――」
と口走ってしまったけど、思えば今のわたしには無事を祈ることしかできないのです。ただ言葉をかけるだけの無力。その震える手を握り締めることも適わない。
それなのに、
「話してるだけでも落ち着ける」
と、大変な状況下でそういう気遣いをくださるなんて、とても歯がゆくて申し訳ない気持ちです。
震源地に近いところに住んでいる友達と声を交わした時、わたしは涙がでそうなのをこらえました。大変なのは彼女たちなのに、わたしが泣いてどうするんだと。笑いながら
「大丈夫」
と答える彼女は、しかし精一杯不安を隠しているんだと感じました。阪神・淡路大震災を経験しているため、よけい怖いんじゃないかなと。
声をかけることしか出来ないけれど。。。
わたしも淡路大震災の経験はありますが、当時は全然、周りが見えてなくて、こういうザワザワとした感情はありませんでした。きっと、家族が全員無事で、いとこの子も近くに住んでいて協力し合ってた(つまり毎日顔を合わせてた)し、親戚の人が援助に来てくれたりしたから、生活だけでなく心も救われていたのだと思います。
うまくまとまらないけれど、どうにか、これでおさまって欲しいと祈るような気持ちです。明日から雨だから、土砂災害も本当に心配です。
そういう心境だからか、駅前で
「安倍政権反対!」
とビラを配っているどこかの団体に、結構イラついた土曜の午後でした。
(主張自体は別に否定しませんが… 空気読めよ的な)
…ごめんなさい。