コロナ禍で緊急事態宣言が発出されたこともあり、お正月に行けていなかった清荒神へ行ってまいりました。予想に反してまずまずの来訪者がおられましたが、駅前から荒神さんまでの参道は、少し寂しい気配が漂っていました。
何軒か閉店しているお店もありましたし、この度のコロナ感染対策も兼ねてか、露店も少な目。そんななかでも毎年参拝時に立ち寄っている和菓子屋『日乃出庵』さんは開いていたので、よもぎ餅を購入。
念のためK-70ちゃんもつれてきていたけれど、目的は昨年のお札をお返しし、新たにお迎えすることなので、撮影は比較的控えめにしました。それでも周囲を改めて見回すと、新たな発見もあったりして
こんなところに商店街があったなんて…40年以上通ってきて、まったく知りませんでした;;
春の気配もちらほらと。
それと、見た目は確かに慣れ親しんだ柿、だけどそれにしてはとても小さな実がなっている『老爺柿』…?が珍しくて撮りました。
ネットで調べたら、『ロウヤカキ』といって、中国原産の渋柿の一種で、盆栽用の柿として知られているそうですね。とても愛らしいお姿をしております。
参道はわりと控えめだった参拝客も、パーキングエリア付近から、バス利用者、また自家用車でいらした方々によって増えました。これにはビックリ。お正月の時期はごった返すので、密を避けるために日程をずらして行こうという、我々とおんなじ考え方のひとが割合多かったってことでしょうね。
まずまずの混雑のため、会話を控えめにして、普段よりも足早に参拝。
帰り間際にちらほら咲き始めているウメの花を見て、早く春が来て、コロナも落ち着いてくれないかなぁ…めいっぱい写真を撮りに行きたいな…とぼんやり思っていました。
また、ウメの花の前に立っている『一願地蔵尊』さんですが、“水を掛ける願掛け”が中止されていましたので、手だけ合わせて帰りました。
帰路途中で、旦那がある無料公開されていたギャラリーに気付き、わたしも少し気になったので、立ち寄ることにしました。
失礼ながら、この作家さんは存じ上げておりませんが、色彩や光の使い方?が美麗で、久しぶりに心が動かされました。この人には、パリの街並みがこういう風に見えているんだ… 素敵だな。写真もこんな風にキラッキラに撮れたらな。
今後機会があればまた観覧に出向こうかなと思います^^
目的はお札返納とお参りでしたが、とてもよい気分転換になりいい一日でした。