DVD鑑賞『トイレのピエタ』

(この映画が作られる背景は別として、単純に映画作品として)すっごく、よかった。とても簡単な表現ですが。

先日、何年かぶりにTSUTAYAの会員になりました。この数年の間に、観たくても観れなかった(機会が作れなかった)映画があり、DVDを購入するのには躊躇っていましたので、これが一番いい方法かなぁと思い立ちまして。

会員になったらなったで、いざ何を観ようかと考えるとなかなか出てこないもんなんですよね… たくさんの種類、タイトル、それらのパッケージを眺めていると超絶に悩んじゃいました。

そして、その中から選んだのは、RADWIMPSのボーカル・野田洋次郎君が出演している映画『トイレのピエタ』。
以前、RADのライヴビューイングを観に行った時に、映画館のスタッフから手渡された袋の中に、トイレのピエタに関する1枚のパンフレットが入っていたんですよね。
一瞬で、観たいなぁと思ったのですが、その時はすでに上映期間が終わっており、DVD発売の案内だったわけです。確か。

もちろんDVD買うまでの思いは…なかったんですけど^^; 金欠だから。

…はっ、またいつもの悪い癖が。前置きが長いっつーの。

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野田君の演技力は別としてね。なんかこう…胸にグサグサくるものがありました。表現が難しいのですが、突然の余命宣告をされた青年の、最後の数か月をありのままに映し出してる感じです。ドキュメンタリー的な。

どこか現実味のない、だけど確実に起きる様々な体の変化に戸惑い苦悩している主人公の姿がとても歯がゆくて切なかったです。思わず奇跡を祈ってしまいました。

ヒロインの存在は、弾丸のようでした。弱っている心に真っ向からぶつかってくる感じ。だけど彼女の存在があったから、ただ淡々と時をやり過ごして後悔や諦めの念に囚われたりすることにはならなかったのかも。

彼が自分の素直な感情を少しずつでも吐き出すことが出来たのも、彼女の存在が大きかった気がします。

やり場のない感情をストレートにぶつけてきた、名前も知らない彼女… 絵を描くことをやめた主人公が再び筆をとる切っ掛けを作った、強烈な存在の彼女。

その彼女が今後どのように生きていくのかがとても気になります。

詳しい内容はこれ以上は省くとして。
最後のキャストが流れるところで、『佐藤健』という名前に思わず身を乗り出してしまいw
一番の驚きがそこでしたわ(汗) どっどこで?! いやまさか!

1分あるかないかの尺でしたが、確認できてよかった^^ 映画館だと巻き戻しできないですもんねw

あ、そういえば、肝心な“ピエタ”の部分に一切触れていないんですけど、それはわたし自身の感性のなさと知性のなさと理解力のなさ、その他諸々がゆえにうまくまとめられなかったからです。

それと、主人公がどうして絵を描き続けることをやめたのか… そのくだりも想像が出来ませんでした。
彼女と別れたことが原因だったのかな……