観光ろぐ:大河内山荘庭園

Instagramでもアップしていた嵐山デートの詳細です。

実は今まで、じっくり嵐山観光をしたことは数えるほどもありません。足湯にはちょくちょく訪れていたかしら。あと、嵐電目的だったり、和菓子頬張ったり…紅葉のみ味わいに来たり。意外にアッサリが多いです。

色々と愉しみ方はあるなか、そんな風にある程度淡泊だったのは観光客の多さにすぐ酔ってしまうからと、わたしの体力のなさが原因であまり歩き回れなかったからです。

で、前置きがまた長くなってしまいましたが、今日は初めて竹林の先にある『大河内庭園』へ足を踏み入れて参りました。

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時折差し込む陽の光も強く、結構蒸し暑かったんですけど、竹林の道はヒンヤリと涼しかったです。避暑地に来た気分。

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入り口から少し歩いて庭が見え始めただけで、「広いなこの庭!」と声を漏らしてしまいましたが、広いだけではありませんでした、ええ。

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『大乗閣』という建物周辺を歩いたのち、分岐路に差し掛かり、順路と書かれた簡易標識を目にした時は、先に目にした庭がもう一か所あるのかなくらいにしか考えてませんでしたが、実はそこからが本番だったのです^^;
(上の画像のピンク☆印が分岐路)

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森、みたいですよね。。。
ちょっと大げさですが、ハイキングしてる感覚でした。石階段や砂利がなければ普通に山道みたいでしたし。けっこうな数の紅葉の木がありましたので、シーズンになると超キレイなんでしょうね。

それぞれ様相の違う通路を登り、京都市内を一望できる高台に立った時は、本当に感動しました。

しかし、前情報もなしに、ただ物珍しくカメラを構えながら歩いていて、この庭は歴史上の人物(武将とか殿様とか)が造らせたものかなと思っていました。実は俳優の大河内傳次郎さん(享年64歳)が丹精込めて30年の時間をかけてゆっくりと創り上げた、命がけの作品だったのですね。

そのような素晴らしい芸術世界に足を踏み入れられたことに感謝です。ずっと守っていっていただきたいなぁ。そして、いつか紅葉シーズン、春先など四季折々のお庭を見に伺いたいです。

その他の嵐山の写真は、Tumblrにアップしています。

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