東映太秦映画村

東映太秦映画村

実は、14日、一泊してまして。宿泊先はAPAホテルでした。日帰りでもぜんぜん許容範囲だったのですが、少しでも旅行気分を味わいたいということで、現在、宿泊料金が格安なこともあって、お泊りしてきたのであります。

APAロビー

部屋は想像してたよりも広めで、窮屈な感じはしませんでした。ただ、枕が平べったくてなかなか寝付けず。安眠まくら貸し出しサービスがなければ、不眠でフラフラだったかもしれません。枕を変えたとたんに、二人ともグッスリ。

朝食後、ゆっくりめのチェックアウト。紫色の嵐電に乗って、映画村まで向かいました。

嵐電

映画村は高校時の遠足以来の訪問になります。約30年ぶりくらいかな。この入り口はなんとなく覚えています。でもここは団体入り口で一般はその右隣の建物なんですね。

映画村入り口

まずはサーモグラフィで体温をはかってから、チケット購入の流れでした。

訪れた15日がちょうど営業再開初日で、入場料が半額のキャンペーンを行っていました。いくつかあるアトラクションのうち、まだ休止中のところもあります。まぁ、今回はオープンセットの見学がメインでしたけれど。

中村座

我々が入村したタイミングと「激突!忍者ショー『サスケ』」の開演時間が丁度よく合わさったので、ショー観覧からスタート。

ショー

会場自体はそれほど広さはありませんが、3Dマッピングを駆使して、シーン展開をされています。そして何より、役者さんのアクションが迫力満点です。ふんだんにギャグも織り込まれていて、見応え充分でした。

この後しばらくオープンセットを散策。

オープンセット
橋
オープンセット2

中央広場に出たところで、ちょうど「ちゃんばら辻指南」ショーが行われていたので立ち見することに。

チャンバラ指南

ちょっとぽっちゃり目の以蔵と新選組・沖田の剣殺陣。沖田役は女性なのですが、凛々しくてカッコよかったです^^

ふと目をあげると、これも演出?かと一瞬ビックリしましたが、人形だったんですね。

忍者

ショーが終わった後は、すぐそばの「映画文化館・美空ひばり座」にて、ひばりさんがご活躍された記録や、彼女ゆかりの品々と写真ポスター、日本映画史に名を刻んだ役者や映像作家などの資料を観覧。ほとんど知らない人ばっかりでしたが;;

印象的だったのは、とある映画のプロモーション映像。わたしが何気なく映しているスナップとは大違いで、プロの撮影にかかれば、映画村のセットひとつひとつが本当にその時代にタイムスリップしたかのような映像と化けるところを目の当たりにし、感動しました。

これから先、何枚何枚も撮っていたら、いつか“ただの写真”ではなくなっていくのでしょうか。

お昼ご飯を食べた後は、またしばらくオープンセットの散策。

オープンセット3

ほんとうに貸し切り状態で、撮影し放題だったのですが、なかなか思うような写真は撮れず。

オープンセット-銭湯

入れない銭湯。

オープンセット-明治調

江戸時代から一転、明治時代の雰囲気の場所も。

ねっし-??

…これは… これも、プロが撮ったらレプリカには見えない臨場感あふれる怪物に映るのかしら?

そしてこの日、わたしの中で一番よかったイベントは、「おいらん撮影」でした。

おいらん撮影

コロナ感染対策の関係で、お屋敷から出ることはなかったのですが、美人のおいらん女優さんを間近に、夢中でシャッターを切りました。所作すべてに華があって、綺麗なひとでした。

カメラ撮影も、コミュニケーション能力が問われるんじゃないかなと、一年以上経ってヒシヒシと実感しています。

次の機会には、もっと違った写真が撮れるといいな。