快晴。連休を取り、近場でも観光旅行気分を味わいに、旦那が提案してくれた『薬師寺』へ行ってまいりました。薬師寺って聞くと、どことなく京都のイメージなのですが、所在地は奈良県です。
近鉄西ノ京駅から程なくして、この入口を見たときはかなり高揚感を抱いたのですが、中に入ってみると…
だだっ広くて、歴史的建造物にしては真新しく見えて、少し冷静に。(…あっ、不動堂観るの忘れてました。)梅園も、比較的最近に作られた感じがしますね。
2週間ほど前だと見どころだったかも知れません。
鐘もシンプルに設置されていて、
食堂[じきどう]、大講堂ともにあまり相違ない外観に、なんだか既視感が芽生えました。
ただこの時はまったく思い出せなかったのですが、帰宅後に自分のブログを検索して見つけたのがこちら。
ねっ、似てますよね? 時代的に同じような建築様式だからかもしれませんけれど。
いただいたパンフレットを読んでみると、薬師寺内の建物の殆どは創建後1~2度の焼失を経て再建されていて、そんななか奇跡的に残っているのは『東塔』のみ、とのこと。
真新しく見えたのは、実際に近年に修復されているからで、
境内の路面も整然としており、バリアフリー化もされています。
今回、薬師寺にきて感動した点は、これら美しい建造物の拝観…ではなく、大講堂内に安置されている『弥勒如来』様を拝めたこと。アンニュイな表情で右足を左膝の上にのせて座っておられる「弥勒“菩薩”」様は知っているのですが、まさか修行を経て“如来”となられている姿もあるとは。
かざす右掌がとてもやさしく、目頭が熱くなりました。
お土産に弥勒如来様関連のものが欲しかったのですが見当たらず、薬師如来様の脇侍である「日光菩薩・月光菩薩」様らのクリアファイルを買って帰りました^^
さっそく明後日の勤務から使います!