知らぬ間に、クマさんが増えましたよ。今度はドレッシーなの。出会いは神鍋高原なんだけど、その話はまた今度(いつになるか解らないけど)。
先日、仕事終わりに行きつけの洋食屋さんで晩御飯を食べて、箕面の滝まで蛍を観に行ってきました。
蜂やアリや害虫以外の虫は、まぁまぁ嫌いじゃないほうなのですが、蛍に関しては正直なところそれほど思い入れはありませんでした。儚い命なので触れてはいけない領域な感じで。わらわらと大勢で観に行くのもその生命を削ってしまう恐れがあるんじゃないかと思って。
実際、新梅田シティで行われていた蛍のイベントも、一度だけ観に行ってものすごいテンションが下がりました。そんなに慈愛に満ちた性質でないわたしでさえも何だか蛍に申し訳ない気持ちでした。
だけれど、きれいな蛍の光をぜひともわたしに観てもらいたいという相方の気持ちを汲んで、山道をてくてくと歩いてきました。
まず、この時期、駅構内に巣をつくっているツバメが、以前わたしたちが住んでいたときより増えていて興奮しました。ツバメって生まれ育った場所に戻ってくるのかしら? それとも箕面駅周辺がとても居心地よいのかもしれませんね。フン避けの段ボールを取り付けたり、ここの駅員さんはツバメを丁重に見守っている様子です。
まぁ、駅から山あいまで近いので、虫が豊富に飛んでいるというのも、ツバメにとっては住みやすい環境にあるのかもですが。
大阪市内は蒸し暑かったのですが、箕面は2~3度ほど下がるのか、涼しかったです。蛍は湿度と気温がもう少しあがらないと出てこないと相方が言っていたように、川沿いを歩いていくのですが、なかなかお目にかかれません。
途中、龍安寺というお寺を抜けたあたりの山道で、数匹飛んでいる蛍を見つけました。何とかカメラで光を捉えたかったけれど、難しい。コツがあるのでしょうね。野生の蛍は胸を熱くしました。
暗闇に目を凝らしても蛍を拝めないなか、でんでん虫がお出迎え。カタツムリも最近とんと見なくなりました。ナメクジはよく道路や壁をつたってるんですけどね。
終点の滝でも、飛んでいるのは数匹で、観に来ている人のほうが多いという状況でした。でも、帰りにもう一度、先ほどの山道に立ち寄ったら、6~7匹がフワッと飛び出して、感動しました。行きは見つけられなかった場所でも1~2匹飛んでいたり、数は少ないけど、会えてよかったです。来年はもっと増えているといいなぁ。
おまけ画像。カジカソウ。
ここは、イタリアンレストランです。古民家風のお洒落なお店。もともとは旅館だったそうです。オープン当初、割安なときに一度食べに来てます。今はちょっと手が出ないのですがいつかまた来たい! 紅葉シーズンは予約でいっぱいです。